- 2008-05-08 (木)
数年前に新薬開発のバイオベンチャーが立ち上がった。
怪しげなベンチャーが多い中、同社は比較的まともな部類として取り上げられ、徐々に知名度を上げていく。
さらに大病院院長やら大学教授、衆議院議員を取り込み知名度と合わせて徐々にまともな会社へのイメージ作りは進み、
買収を重ね着実に規模を拡大していく。
その某企業の子会社が再びニュースを騒がせたのは最近
アスクレピオス社、外資系金融大手リーマンブラザーズ社相手に400億の巨額詐欺事件
内容と言えば、ア社社員が丸紅の偽造担保の書類を作成し丸紅役員に成りすましリーマンから400億を引き出したというもの。
この事件の煽りでア社は倒産親会社LTTバイオ社まで影響を及ぼす騒ぎになった。
と、ここまでは金額規模では巨大だが、起きた事はありがちである新興企業の詐欺事件である。
しかしここから事件は報道されない闇に向かって突入していく。
ア社は病院建設及び経営に資金を出しバックマージンで資金を回収していったが、
忽然と消えてしまった資金が数百億発生している。
以前からこういった外資を巻き込んだ経済事件の社長が消される出来事は、
表面上の捜査だけで、事件で無く自殺、変死、病死として片付けられていく。
堀江一味のHIS証券社長の野口氏は沖縄のホテルで刺され救助を求めながら自殺で死亡。
あおぞら銀行次期頭取本間氏は、都内ホテルで首吊り自殺とされるが、
隣室の女性が隣の部屋で大勢の人間が暴れていてうるさいとホテルに苦情を言った記録が残っている。
そしてタイミングを合わせるように話は進んでいく。
5月7日
聖マリアンナ医大名誉教授、LTTバイオファーマ会長
心不全にて死亡
合掌
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