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未知との遭遇

  • 2008-07-30 (水)

人に話すと電波扱いされる話があり、
先日も他人にその話をして場をしらけさせていたというのは想定しているのだけれども、
常識だと思っていたりしても、実は全く常識でなかったというのは、
世間がカサゴと思いながらもそれは実はウッカリカサゴ(正式名称)だったという例からも明らかであり、
常識だと思っていながらも実は全く常識ではなかったという事は多々あるのです。

それで、毎回電波扱いされる話というのは
「飛行機が何故飛ぶのかは理論上解明出来ていない」という話で、
大抵が「飛んでるじゃん」といわれるが、
飛んでいるから原理が解明できているのではなくて、
原理は解っていないけれども飛行機をあの形に作ると飛ぶという事は解っているというだけなのです。
「全身麻酔」なんていうのもこれと同じ理屈であり、
意識という物が何なのからわからないのだから、
なぜ全身麻酔を使うと意識が消失するのかが説明できない。
ただこういった薬剤を使うと意識が無くなって手術がしやすいという事は判明しているのです。


飛行機の飛ぶ理論でよく説明されるのがベルヌーイの定理。
これを言葉で書くと難しいのだけれども、
飛行機の翼の断面図を想像すると上が膨らんだカマボコのような形をしている。
翼に当たった空気は翼の上下で分断される。
この分断された空気が翼の終わりでまた同時に合流する
そうすると翼の上部はカマボコ状になっている為にそっちの方が下部より距離が長くなっている。
翼の終点では同時に空気が合流するために上部には気圧が薄くなり
上向きの揚力が働くというのが一般への説明だ

しかし、冷静に考えてみれば翼の視点で分断された空気が再び同時に合流するという前提は
自然では当てはまらないというのは、ベルヌーイの法則とは閉鎖された物体の中にある液体に関する法則だからであって、大気圏の気体には全く関係ない法則だからだ。
実際には渦理論と呼ばれ渦が機体を押し上げているのだが、この渦も現在確認は出来ていない。


かぜの治療薬、水虫の治療薬、意識、全身麻酔、ハゲ、
内側へ向かう磁力、うなぎ他深海魚の生態、深海
解っていそうな事だが、解っていない事は結構多いのである。

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