2009年09月09日

想定

静岡県で大地震が起きた
以前から東海地震が起こるとされており、
東海地方の人間はそれに怯え地震保険をかけたり
日ごろから対策をしている

「これは想定された東海地震とは違います」

政府が東海地震を想定し
政府が東海地震を発表する
今回は東海地方で大きな地震が起きたが
これは想定された地震ではなく想定外の地震です
頭が混乱する
脳が炸裂する
想定するのも政府で当てたかどうかの発表も政府がする
つまり実際にほら当たったやろ。お前ら地震注意せいっていっとったやろ?
と言う状況にならないと東海地震はおきないという事か

はっきり当たったか当たらないかわかるようにせいと思う
地震に違うとか違わないとかそれが理解に苦しむ
もうちょっと東海地震はここのプレートが原因で起こるもので、
今回の地震は別の伊豆何とかプレートのひずみによるものですと言ってくれれば理解ができるのに。


そういえば地震予知なんて事を試みる人がいる
地震とは物理的な現象であり、プレートが沈み込む時の歪みが
一気に戻る事で起こる事で起きる事はもう大体の人間が知っている。

それなのに地震雲がと盛んに言うのは何故なのだろう
地震が起こる前にはプレートが限界まで曲がって沈み込んでいく
この事によって上空で湿った空気が冷やされて空気中のチリと結びついく雲になる事の因果関係が不明であり、冷静に考えれば関係ないということが解ると思うのだが

2009年01月05日

たま

 B型の本がどうやら人気らしい
出版詐欺等その筋で有名な会社が出しているが、
みんなそんな事お構い無しに買っていく。
今頃詐欺師は笑いが止まらないのだろう。
経営者は金星人の住民票を持っているという人がやっている。
一言でいえばただのキ印である。

 そこらへんのグレーゾーンには触れないとしても、
こういった本によると、大抵がB型の人間は天邪鬼で、
他人と違う行動を取ると大方相場が決まっているのだが、
日本人の血液型分布はA型が一番多く次いでO型
少数派がB型とAB型になる。
普通に考えて人口が少ないB型が、
この本の通りに天邪鬼に行動を取ると仮定する場合
B型の血液型の本がベストセラーになるという事はありえないのだが
そこらへんの折り合いを著者はどうつけるのだろうか?


2008年10月15日

コニク

 「天気がいいから布団を干すように。」なんて司令を相方から受けた為、
しゃあねーなーって雑巾持ってベランダに出ると下に猫がふらふらとしている。

 暇だし、じっくり猫でも観察でもして、地域にうろつく猫の姿形毛並を吟味し、俺が家系図と縄張り図でも作ってやろうじゃねえかなんて思ったが、ここで私が布団をばさとベランダに投げ出せば、猫は私を睨み、「散歩の邪魔すんじゃねーよクズが!」なんて意味のシャーとかいう鳴き声、唸り声とともに走り去る。
 その噂は猫業界に瞬く間に広まり、あの家は布団をばさと投げ出すからなるべくなら近寄らない方がいいよなんて広まり、以降地域社会では猫にまで軽んじられる。
「地域の猫にも馬鹿にされるようじゃ、あいつの人生も知れたものだな」という事にもなりかねない。
このままでは人生を賭けた一大事業、猫の家系図に重大な支障をきたす事になんて狼狽して、瞬時に猫の模様、グレーと白が斑に混じる邪悪な感じの猫を一匹覚えて、とりあえず台所の片付けかなんかしてお茶を濁そうと部屋に戻りうろうろする。
すると合点がいかぬのは私の相棒で、こやつは布団を干しに行ったのに、ベランダを拭いて満面の笑みで台所を片付けている阿呆というのはこの私。
 
「ここまで阿呆とは思わなかった」という意味の言葉を言われかけたが、私にも思うところがあるってのは家系図の事であるのだが、その事について相棒は今、私の重大事業の決意を知らない。
しかし、ここでとっさに猫の分類を始めた旨を説明したところでやはり阿呆な奴、間抜けな奴、暇な奴、うだつの上がらない奴と思われる事は必至である。
 
 私は、うだつをあげるために、「今はベランダが濡れてるからね。たははははは。」と空虚に笑いつつ、いそいそと布団を取り、ベランダに布団をばさとかけると、そこに件の猫が通り過ぎようとしている。
 
 猫は私の投げ出した布団の音に気付き振り返り、「このひま人!散歩の邪魔しやがって」といった風な意味合いの唸り声を出した後、小憎らしい顔で私を睨みつけて走り去ったので、この猫を「コニク」と名付ける事にした。
くくくく。

2008年10月09日

一方通行の話

 久々にブログを書いたと思ったら、生活は楽しいこともあり、世情の動きも激しくネタにも困らないのに、あえてこんな暗い話かと自分でもがっかりくる。

精神的に参っている人というのは結構世の中に存在しているのであり、
そういったのもぱっと見てわかる人からぱっと見て解らない人まで多数存在し、
ぱっと見てわからない人が薬か最後の気力かで力を振り絞って突然やってきて、
持論を激しく力説し、それが、多少こっけいな話なのだが、一生懸命力説し、
こちらが息を吸う間も無いくらい力説されて帰っていかれた。

本人はいたって普通なつもりで、これくらいなんて事は無いと言っているが、
いたって普通でないのは目つきと痩せ方と一方的に喋り捲るテンションで伝わってくる。


佐々木山氏はとある大企業に勤めていた。
営業成績も良く、そこから社内のシステム改変に関連するリーダーへと抜擢される
このシステム改変と言うのがその社の利益の1/4以上を突っ込むと言う一大プロジェクトだ。
しかし、リーダーとなった彼はそのシステムのアウトラインの一つに重大な欠陥がある事に気付いてしまう。
彼は日々残業をし毎月170時間以上を働き続け、社命としてシステムを推進する一方で、
現場の人間にそのシステムの欠陥を伝えて回っていた為、社内ではそのシステム推進の改革派のリーダーでありながら、
現場では旧システムを保守しながら使おうという保守派をまとめ上げると言う不思議な事体に発展し、
改革派と保守派が社内で何度も会議でぶつかりあい、議論も長期化していくうちに、
収まる予算も収まらなくなり、ついには会社の利益の半分はもう無くなってしまった。

かれは改革派のリーダー兼保守派のリーダーとなり、
社内では社命として改革を推進しつつ、末端では改革を阻止しようと必死に働いた。


(ここらへんから話が相当矛盾してくる)


会社が儲かっている時期ならまだ、多少利益を食ったって新システムにしたほうがいいという事になるが、
昨今の景気急変により佐々木山の勤める某社も株価は1/3まで下落、
このまま決算を開いたら経営陣は代表訴訟で責任問題になるだろうという予想に。

このなかで反対派が優勢になり、そこのリーダーが誰なのかと思ったら、
そこから佐々木山の名前が出てくる。
会社はおかしいと思い、佐々木山の勤務状況を調べると異常な残業が判明する
月に70時間以上残業した場合は産業医の診断を受けるという決まりになっている為、
佐々木を診断していた産業医に彼の様子を聞くと、体重はあっという間に20キロ落ち、
食事を取らなくなり、部署変え配置換えを強く勧めたが、
佐々木山の「私は意地でも170時間以上は残業するんです」と言う意味不明の決意に負け、そのままにしておいたという

この事からおかしいと思った会社側は佐々木山を更迭し庶務管理室というとって作った部署に2年くらい置くことを決定する。
一方佐々木山は内勤になって、また会社の新しい一面が見られると焦点が合わない目を輝かし、
またどうせ会社は私をシステム改変に僕を呼び戻すでしょう、
まぁ営業をやれと言われれば僕は目を輝かせて戻りますよと嘯いている。

この話を会社に入ってきて私を呼び出し4回くらいリピートで話した後、最後に、
「山崎も、鈴木も田辺もみんな私をみるとびっくりするんですよ。」と言い残し笑いながら帰っていったが、
一番びっくりするのは私であり、山崎も、鈴木も、田辺も、佐々木山も私は全く知らない


当社の先方の為に合わせたシステム改変
損害25万円也

2008年08月22日

日本の四季折々

1月、年寄りが餅を喉に詰まらせる
2月、雪かきをしようとして屋根から落ちる
3月、免許を取ったばかりの18才が運転を誤り事故
4月、花見で急性アルコール中毒
5月、GWの帰省中に高速道路で事故
6月、梅雨で増水した川に流される
7月、パチンコの最中に車内で子供が蒸し焼き
8月、海水浴で沖に流される
9月、台風で増水した田んぼを見に行き用水路に落ちる
10月、山でキノコ狩りをして毒キノコを食べる
11月、山菜を狩りに行って熊に襲われる
12月、軽装で登山をして遭難


2008年08月15日

理解に及ばない事

 ブログを書こうと思うのだが、どうも周りに人がちょろちょろとしている環境だと、仕事中にじっくりと書くということも出来ずにフラストレーションがたまる為つい更新する気がうせてしまい、書こうと思っていた事が、タイム感を失ってお蔵入りになってしまうことが多い。
 
 コンピューターやらこういった先進的なものは基本的に好きでなく、好きでないと言うより理解の範疇を超えてしまっているのであって、その昔はちょっと新し物好きでhtmlやらcss位ならなんとかちょろちょろと出来たのだが、どうも最近はそういった程度の事も気力が起きずに、このBLOGももっと見やすく改造したかったり、バグってしまっている部分を直したりしたいのだけれども、誰が見ているわけでもないからいいやと元来の面倒くさがり屋が自分の中で幅を効かせている。

 多少の新し物好きであった私でも、コンピューターの言語でこの有様なのだから、世間一般のおじさまなんていうのは絶対に理解に及ばない事は目に見えているのに、不思議な事にそういう人ほど、「今時手書きなんてそんな時代遅れ」と称して一生懸命パソコンを使って出力しデータのやり取り変換を行っている。
 しかし、元来理解に及んでいないものだから、トラブルがあった時にはどうする事も出来ないという事に誰も気付いていないと言うより、トラブルが起きている事すら理解出来ていない。最近の自分の周りに起きている事例で言うと、取引先の請求書の明細が3ページ以上に及んだ場合2ページ目以降の明細が総合計に反映されずこちらには請求が来ない。つまり注文が増えれば増えるほど先方の売上は上がっても入金が起きないと言う事が発生しているが、私がそれに気付いたのはもう昨年であり、改善される気配は無い。こういった状況の会社は私が知っているだけでも数社ある。さらに誰もが知っている大手企業への売上はこちらが請求書を出すのではなく、向こうが勝手に仕入れた分をこちらに支払ってくる。その際支払金額が自動的に4割増し程度になっている。こんな馬鹿な事が起こるのかと思っているがどうもおきたまま先方も気付く気配が無く、これは千万単位なので、さすがにかわいそうになって先方に伝えたが、担当者はさっぱり意味が解らないらしく、色々たらいまわしにされたが、なんだかコンピューターのシステムは別でやってるからよくわからない、コンピューターがやってるのだから、そういった事はおきないのでは無いか。との返答を頂きそのままお金が自動的に振り込まれてきてしまうという状況になっている。

 こうやって考えると電卓というのも理論が解らないが世間の認識では、計算機の計算は間違わないという前提で社会の生活は成り立っている。たまに故障検査の計算があるがそれが出来たからといって他の計算が合っているかどうかは実際には良く解らない。


 

2008年07月31日

本日の記録

月末というのは大量に入金がありうんざりする。
うんざりしても大抵は仕事なので何とかするのだが、
本日は風邪を引いているのでと甘える気持ちで仕事をしないことを決定する。
よく行くコーヒーショップにてコーヒーをすすり、チェスを買うから教えてくれといわれ、
快く引き受けるが、実際には20才の時にイギリス人と旅先で初めてやり2敗
現在ダウンロードするゲームでやってみるが10ランク中下から3番目であり、
猿人と素人というランクをウロウロしている私が教えるというのも何か無理がある。

 会社に戻り仕事をしようと決意をするが、生まれつきの怠惰な性格が災いし、
会社に戻ると急速に仕事以外の事に興味がむくむくと沸いてきて、
興味というのは近所のデパートの生鮮食品の中でも鮮魚の値段なのだけれども、
それをチェックして近所のスーパーとの値段の差を思い知ると共に、
デパートは品質も良好な物がそろうので、そういった特徴も覚えようじゃないかという魂胆で、
結構元気に歩いてデパ地下鮮魚生鮮食品売り場を徘徊する。
鮎天然物2500円、カサゴ2500円、さんま980円なんて恐ろしい値段がついており、
さささ、さんま980円と思うが教科書どおり嘴が黄色いピチピチの高級サンマが売られていることに感心していると、
はまぐり100g500円の文字が目に入る。100gとはどれだけの量かはわからないが、
食べられない殻が殆どのハマグリで、量り売りはおかしいのじゃないか
と抗議をしようと思ったが、特段買うわけでもないし、気が変な人、気がかわいそうな人と思われるのも嫌なので、店舗を変えて野菜を見る事に。すると突然トマトの種類にひとつ薀蓄を語りたくなり、やはり気がおかしい人と思われないようにデパートを脱出し、しょうがねえやってんで千疋屋総本店へと移動する。

すいかが8千円、メロンが3万円やらと全く意味の無いデータを脳内にインプットし、
天然あゆ2500円、養殖鮎600円、天然マダイあら500円、まんごー1500円と脳内にスクリーンセーバーの様に思考がフリーズしないように流しておく。

その後通帳記帳に行くと、さらに18件の入金があり、全く仕事が進んでいなかったことに愕然として、こうやってぐだぐだとブログを書いているのであり、いかん仕事仕事と思うと服用したパブロンの注意事項「服用後機械の運転操作をおやめ下さい」という注意書きを思い出し、いかんいかんと慌ててパソコン電卓を片付ける所なので、そろそろ失礼するで候

2008年07月30日

未知との遭遇

人に話すと電波扱いされる話があり、
先日も他人にその話をして場をしらけさせていたというのは想定しているのだけれども、
常識だと思っていたりしても、実は全く常識でなかったというのは、
世間がカサゴと思いながらもそれは実はウッカリカサゴ(正式名称)だったという例からも明らかであり、
常識だと思っていながらも実は全く常識ではなかったという事は多々あるのです。

それで、毎回電波扱いされる話というのは
「飛行機が何故飛ぶのかは理論上解明出来ていない」という話で、
大抵が「飛んでるじゃん」といわれるが、
飛んでいるから原理が解明できているのではなくて、
原理は解っていないけれども飛行機をあの形に作ると飛ぶという事は解っているというだけなのです。
「全身麻酔」なんていうのもこれと同じ理屈であり、
意識という物が何なのからわからないのだから、
なぜ全身麻酔を使うと意識が消失するのかが説明できない。
ただこういった薬剤を使うと意識が無くなって手術がしやすいという事は判明しているのです。


飛行機の飛ぶ理論でよく説明されるのがベルヌーイの定理。
これを言葉で書くと難しいのだけれども、
飛行機の翼の断面図を想像すると上が膨らんだカマボコのような形をしている。
翼に当たった空気は翼の上下で分断される。
この分断された空気が翼の終わりでまた同時に合流する
そうすると翼の上部はカマボコ状になっている為にそっちの方が下部より距離が長くなっている。
翼の終点では同時に空気が合流するために上部には気圧が薄くなり
上向きの揚力が働くというのが一般への説明だ

しかし、冷静に考えてみれば翼の視点で分断された空気が再び同時に合流するという前提は
自然では当てはまらないというのは、ベルヌーイの法則とは閉鎖された物体の中にある液体に関する法則だからであって、大気圏の気体には全く関係ない法則だからだ。
実際には渦理論と呼ばれ渦が機体を押し上げているのだが、この渦も現在確認は出来ていない。


かぜの治療薬、水虫の治療薬、意識、全身麻酔、ハゲ、
内側へ向かう磁力、うなぎ他深海魚の生態、深海
解っていそうな事だが、解っていない事は結構多いのである。

2008年07月24日

今週のうっかりさん

カサゴという魚は堤防周辺の岩場の中やらテトラポッドの隙間に居るために、
網による漁業ではなかなか捕獲出来ないため、そこそこの高値がつく高級魚になっている。

そのカサゴにも種類があって、岩場に居るものは岩の色
深い海底に居るものはタイやキンメの深海魚と同じ赤い色をしている。
これはどちらも同じ種類である。


しかし、1970年代にロシアによってカサゴの新種が登録された。
そのカサゴは日本では馴染み深い赤いカサゴであるが、
実はよく見るとヒレの骨が18本のカサゴと19本のカサゴが居たのだ。
そして日本近海でよく見られる、ヒレの骨が19本のカサゴは実は新種であったのです。

うっかり登録を忘れていたために日本名の正式名称はウッカリカサゴとして登録された。
市場ではカサゴとして出回っているが、それは彼の通名であり、本名はウッカリカサゴであるのです。

2008年07月23日

取引先6

 「あちゃーひっかかったー」と担当者は叫び声をあげて、夕方の会社をバタバタと出て行った。
ちらりと見せられた書類には会社を清算する旨が書かれている。
閑職である私に久しぶりに仕事が来たかとも思ったが、
たまには本人にやらせて駄目だったら私が行けばいいや、といつもの閑職モードに変身する。
どうやら会社名と社長名から思い当たるに、議員になるための活動をしているあまり、
本業がおろそかになって、さらに昨今の原油高の追い討ちでアウトということらしい。

上司に「まぁこれからは気をつけましょうや」なんてニヤニヤと話しながら、金庫にしまってあった一枚の紙切れを見せると、
上司もその紙切れが保険証券なのを見て事態を把握したらしく「ガハハハ」と笑っている。
「当人も気が緩むといけないからこれは最後まで見せるのやめましょうね」と念を押し、
上司も「たまには修羅場もいいんじゃないか」なんて呑気に笑って会社を出て行った。


 実は秋口になると私はロト6ならぬ取引先6を行っており、取引先多数の中から倒産をしそうな会社を自身のフィーリングで6社程度ピックアップして保険をかけている。
 今回の会社はこの取引先6に見事選ばれており、不良債権が発生した瞬間に、債権は保険会社に買い取られていく。つまり担当者は保険会社の為に一生懸命債権の保全を図っていることになるが、身から出た錆、気を抜いた罰である。
 なんて事を思いながら一人ビールを飲んで1000円を支払い、家に帰りドラゴンクエストをやった後に夢の中で上司と二人でドラクエの世界を冒険するという悪夢を見た。